LEDビジョン選びで最も重要な「ピクセルピッチ」とは?視認距離から計算する最適解
LEDビジョンのスペック表を見ると、必ず「P2.5」「P3.91」「P10」といった数字が書かれています。
これは「ピクセルピッチ(Pixel Pitch)」と呼ばれ、LEDの粒と粒の間隔(mm)を表しています。
この数字の選び方を間違えると、「粗くて文字が読めない」あるいは「必要以上に高すぎて予算オーバー」という事態になります。
今回は、誰でも簡単に最適なスペックを割り出せる計算式をご紹介します。
1. ピクセルピッチの基本ルール
- 数字が小さい(P1.5など): 粒が密集している = 高精細・高価格
- 数字が大きい(P10など): 粒が離れている = 粗い・低価格
「大は小を兼ねる」と考え、予算があれば細かいものを選びたくなりますが、設置場所によってはオーバースペック(無駄遣い)になることもあります。
2. 最適なピッチを決める「視認距離」の公式
どのピッチを選ぶべきかは、「見る人と画面の距離(視認距離)」だけで決まると言っても過言ではありません。
業界では以下の目安が使われます。
【公式】 ピッチ数(mm) ≒ 最短視認距離(m)
つまり、「mm」を「m」に置き換えるだけです。
- P1.9mm の場合: 1.9m以上離れて見るのが最適(屋内・会議室など)
- P4.0mm の場合: 4m以上離れて見るのが最適(店舗の壁面など)
- P10mm の場合: 10m以上離れて見るのが最適(ビルの屋上看板など)

これより近づくと、肉眼でLEDの粒(ドット)が見えてしまい、映像がザラザラした印象になります。
逆に、ビルの屋上(距離50m)に設置するのにP2.5mmを選ぶのは、誰もその細かさを視認できないため、予算の無駄遣いとなります。
3. 「解像度」の罠に注意しよう
もう一つ重要なのが、画面全体の「解像度」です。
パソコンの画面(フルHD:1920×1080)をそのまま綺麗に映したい場合、LEDビジョン側にもそれなりのドット数が必要です。
例えば、「横幅2メートルの画面」を作るとします。
- P4mmの場合: 横のドット数は500個(画質は粗い)
- P2mmの場合: 横のドット数は1000個(画質は細かい)
Excelの細かい数字や、小さな文字を表示したい場合は、視認距離の公式よりも一段階細かいピッチ(P2.5→P1.9にするなど)を選ぶのが安全です。
現地調査で「距離」を測ろう
失敗しないための第一歩は、メジャーを持って現地に行くことです。「お客様はどこに立って画面を見るのか?」その距離さえ分かれば、最適なピクセルピッチは自動的に決まります。
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